アンモナイト
アンモナイトは、約4億年前(デボン紀)から約6600万年前
(白亜紀末)まで海に生息していた頭足類(イカ・タコの仲間)
の絶滅生物です。
巻き貝のような殻をもつ化石でよく知られています。
アンモナイト、いいですね。ひと言でいえば「太古の海を漂って
いた巻き貝のような姿の生物の化石」です。
●アンモナイトってどんな生き物?
実はタコやイカと同じ「頭足類」の仲間です。見た目は
オウムガイに似ていますが、生物学的にはイカに近い存在
だったと考えられています。
生存期間: 約4億年前(古生代デボン紀)から約6,600万年前
(中生代白亜紀末)まで。
絶滅のタイミング: 恐竜が絶滅したのと同じ、巨大隕石の衝突
が原因と言われています。
名前の由来: 渦を巻いた形が、古代エジプトの神アモンが持つ
「羊の角」に似ていたことから名付けられました。
●殻の「中身」はどうなっていた?
アンモナイトの殻は、ただの入れ物ではありませんでした。
気房(きぼう): 殻の内部は小さな部屋に仕切られていて、
そこにガスや液体を溜めることで、潜水艦のように浮き沈みを
調節していました。
縫合線(ほうごうせん): 殻の表面に見える複雑な模様は、
中の仕切り壁と外壁がくっついている跡です。
進化するほど、この模様が複雑(菊の葉のような形)になって
いきます。
●日本は「アンモナイト大国」
日本、特に北海道は世界屈指のアンモナイトの産地として
有名です。
異常巻きアンモナイト: 規則正しく巻かずに、バネのように
伸びたり、複雑に絡まり合ったりした不思議な形の種類
(ニッポニテスなど)が日本で多く見つかります。
宝石化(アンモライト): 特定の条件で化石化すると、
表面が真珠のように虹色に輝く「アンモライト」という
宝石になります。
●豆知識:
アンモナイトは、特定の地層がいつの時代のものかを特定
する「示準化石」の代表格です。
進化のスピードが速く、種類によって生きていた時代が
はっきりしているため、地質学者にとっては「タイムスタンプ」
のような役割を果たします。
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