アフガニスタン紛争
2001年9月11日にアメリカで同時多発テロ事件が発生した。
いわゆる9・11という出来事である。
アメリカ同時多発テロ事件の首謀者であるアルカイーダの
オサマ・ビンラディンの引き渡しに応じなかったタリバン政権に対して、
アメリカ合衆国が主導する多国籍軍および北部同盟が
アフガニスタンにおいてタリバン勢力とアルカーイダに対する
武力攻撃を行うことになった。
アメリカは、イギリス・フランス・ドイツ・カナダなどとの連合で
国連決議なしで、多国籍軍としてアフガニスタンに攻撃を行った。
2001年10月に、アフガニスタンの北部同盟と多国籍軍が協調して、
攻撃を行い、タリバン政府の転覆をはかった。
多国籍軍の圧倒的な軍事力の前に,タリバン政権は
開戦2ヶ月後には崩壊することになる。
続いて、アメリカから軍事物資の支援を受けていた北部同盟が,
首都カーブルを制圧した。
実際に9・11の同時多発テロ事件を起こしたのは、
ターリバーン政権自体そのものではなく、その配下にある
アル・カーイダである。
だから、果たして、ターリバーンに攻撃を行ったことが
正当であったかという問題は残る。
その当時は、アルカーイダによる犯行声明は行われていなくて
アルカーイダが、テロの首謀者であると決めつけたのは
アメリカ当局によるものであった。
報復の代償 アフガニスタン
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