エル・アラメインの戦い
エル・アラメインの戦いは、第二次世界大戦における
北アフリカ戦線での連合国軍と枢軸国軍との戦いである。
枢軸国とは、ドイツとイタリアの両国である。
エルアラメインの抵抗線は、北は地中海から、南は
カッター地におよぶ60キロの地帯である。
この戦いは、兵力的には、両軍互角であったが、心理的には
イギリス軍戦車部隊は、当初は恥さらしになっていた。
ニュージーランド歩兵師団は、イギリス戦車部隊を
臆病な部隊であるとこきおろしていた。
北アフリカにおいて、ロンメルが指揮する枢軸軍は西方より
イギリスの植民地であるエジプトに向け進攻を開始した。
一方の敗退を重ねていたイギリス軍は、モンゴメリー将軍を
指揮官にして攻撃態勢を立て直したいた。
モントゴメリーが率いる軍は、1000門以上の大砲で
一斉砲撃を開始した。
イギリス軍はM4中戦車300両を上陸させて、兵員数・戦車数では
枢軸軍の2倍以上の戦力であった。
さらに、1200両以上の戦車を投入して、強力なシャーマン戦車や
グラント戦車でドイツ、イタリア軍を圧倒した。
イギリス軍はエル・アラメインで反撃をして、激戦の結果
枢軸軍を撃滅するに至った。
以後の枢軸軍は、他の戦線でも次々と防衛線を突破される
ことになった。
エル・アラメインの戦い
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