カラスの大群が電線にとまる
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数十万ものカラスの大群が、夕暮れ時に飛び回っている
暗がり時に、大量のカラスが電線に
止まっている風景は不気味である。
クマなどが電柱に登って行き、電線に接触して感電して
落ちてくる光景を時々見かけます。
しかし、鳥は6600Vの電線にぶらさがっても感電
するようなことはありません。
鳥たちが電線にぶらさがっても感電しないのは、鳥の
体に電流が流れていないからです。
鉄塔や電線にある電線は、3本の電線が1組で送電
されているのです。
鳥はその1本だけに止まっているから感電しない
のです。
クマやサルが感電するのは、同時に2本の電線に接触
するからです。
電気は、少しでも抵抗の小さいところを流れる性質が
あります。
電線と鳥の体を比較すると、鳥の方が電気抵抗がはるかに
大きいため、電気抵抗が小さい電線の方へ電流が流れて
いくのです。
2本の電線に体が同時に触れると、2つの接触点で
高い電圧と低い電圧が生じることになり、クマや
サルの体の中に電流が流れるため感電するのです。
クマやサルでも、1本の電線にぶら下がっているだけ
なら、感電はしません。
しかし、カラスやヘビがときどき、2本の線に同時に
接触して感電することもあるそうです。
台風などで破損したた電線は、地面に触れることで電気の
通り道ができてしまうため、危険な状態になります。
高圧線の場合は、むき出しになっていることがほとんど
なのですが、町の中のほとんどの電線は、ビニールで
覆われているために、感電するようなことはまずありません。
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