機械の大きな墓場
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人の手によって作られたものには寿命があります。
その寿命が尽きたときは、スクラップにされます。
再利用することのできないものは、機械の墓場と
なって残り続けるのです。
ブラジルのモーリタニアのヌアディブには、世界でも
最大級の船の墓場があります。
過去においては、約300隻もの不法投棄された
大型船が海岸に捨てられて、並んでいました。
ところが、この不法投棄は、世界から非難を浴びる
ことになったため、除去するために各国から支援
されることになりました。
これらは、2年間の撤去作業で、ほとんどが撤去され
たということです。
現在は、観光客用にのみ、わづかの船が残されている
だけになりました。
ウユニ塩湖は、ボリビア南部に位置している広大な
塩の湖です。
ウユニの街から観光で出かけて、まづ最初に目につく
のが、セメントリオ・デ・トレンスという名前の
列車の墓場です。
ウユニ塩湖の塩や鉱物は、19世紀後半においては
ボリビアの重要な産業の1つでした。
そこで、イギリスの会社が出資して、鉄道網が整備
されるようになったのです。
そして、このウユニ塩湖から、鉄道で太平洋海岸にある
アントファガスタという町まで運んでいました。
しかし、チリとの国境争いに破れたボリビアは、太平洋
へのルートを失うことになり、以後は、この鉄道も使われ
なくなりました。
それで、100年以上経過した現在でもこの鉄道は
放置されっぱなしになったのです。
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