コモドドラゴンの意外性
コモドドラゴンは、インドネシアの小スンダ列島の
コモド島に棲息する体長3メートルの大型のトカゲです。
コモドドラゴンはこの地域が気に入っていて、ここから
他の土地を求めて行くようなことはないそうです。
コモドドラゴンは、自分たちが生息している谷の中を
一日に10キロメートル以上も動きまわることが報告
されています。
通常は、すみかである幅2キロメートルほどの谷間を
あちこちと動きまわっているようです。
持久力と耐久力を兼ね備えているため、走るスピードは
速くなくても、獲物をどこまでも追い続けます。
コモドドラゴンの唾液には、バクテリアが存在しているため
獲物がそれに感染すると死に至ります。
また、獲物が引っかかれたら致命傷になる鋭利な爪を
持っています。
コモドドラゴンが狩りをするときは、茂みなどに隠れて
じっと獲物を待ち伏せて襲う奇襲戦法をとります。
奇襲攻撃のため、獲物たちは回避するのが難しく
逃げれるとしても、一撃はくらうことになります。
水牛などは、ただ1度かまれただけでも強力な毒のために
死に至ります。
人間のカメラマンがコモドドラゴンに殺されたという
報告もあります。
しかし、一般的には人を襲うことはありません。
意外なことに、食事は1ヶ月に1回でも済むそうです。
コモドドラゴン対キングコブラ
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