カバが人間に襲いかかる
この地球上で、最も人間の命を奪っている動物はカバなのです。
カバは毎年、世界で人間を500人ほど殺しています。
カバの噛む力は1トンにもなり、アゴは150度以上も開きます。
地上では、時速40キロ以上の速さで走ることができます。
カバは水中では、泳いでいるのではなく
水中の底に脚をついて歩いているのです。
カバは様々な場面で、人間を襲っています。
ほとんどの場合は、人間は命を落としています。
ある南アフリカで牧場主は、オスの後5カ月のカバを
大人になるまで育ててきました。
ところが、あるとき突然に、カバが牧場主に襲いかかってきました。
そのカバは、牧場主を何度も噛み付いて
ついには、体をバラバラにしてしまいました。
また、中国人の女性の観光客が野生の子供のカバに近づいてきて
写真を撮ろうとして身構えたところ、
近くに目撃していたいた母親カバの襲撃を受けてしまいました。
その女性は、すぐに病院に運ばれたのですが、
出血多量で亡くなりました。
南ア共和国のある村で、中年の男性が、川で水浴びをしていました。
そこへ、急に巨大なワニが水面から飛び出してきて
男性の片足を噛みついて、もぎとってしまいました。
それを目撃した人が、男性を川から引き上げて
近くの病院へ運んだのですが、
途中で、出血多量のために死んでしまいました。
このように、カバは人間に対しても容赦はしないのですが
ワニに対しても攻撃を向けます。
ワニの方から、カバに対して威嚇しない状態でさえも
ワニが水辺で休んでいるところを、カバが突然
大きな口を開けて襲ってきます。
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