カメがザリガニを食べる
カメとはこんなに恐ろしい動物なのか。
腹ペコの巨大アカミミガメのいる水槽に大量のザリガニを
与えてみました。
カメはすかさず、バリバリと音をたてながら、ザリガニを
食べていきました。
カメは瞬間的にザリガニを口で捕まえると、わづかの間に
丸のみで食べつくしてしまいました。
カメに対するイメージは、胡瓜やキャベツ、リンゴなどの草食
のみを食べると思っていました。
しかし、カメがこんなにも恐ろしい動物であることを初めて
知りました。
実際には、カメは雑食性のは虫類であり、小魚、ミミズ、コオロギ
なども食べたりして、ザリガニは大好物のようです。
カメがザルガニを食べるときは、軽くザリガニをかみ砕いただけで、
ほとんど丸呑み状態で甲羅もきれいに食べてしまいます。
日本在来種の石亀はザリガニを食べようとはしないのですが、
ミドリガメは、ミシシッピーアカミミガメとも呼ばれて、
あごが強いために、ザリガニをバクバク食べてしまうのです。
現在、日本で見られるザリガニは、ほとんどのものが
アメリカザリガニです。
ザルガニとカメは、水槽の中では、まづ共存はできないでしょう。
カメは水生動物ですが、肺呼吸のために時々、水面に顔を出して
息継ぎをしています。
世界最大のウミガメであるオサガメは、実に5ヶ月間も息継ぎ
しなくても生きられるのです。
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