血圧のしくみ
血圧を知る
血圧とは
一般に言う血圧とは、動脈の血圧を指します。
これは、心臓の左心室出てきた大動脈の内圧です。
人間の血圧の正常範囲の値は、
収縮するときの血圧で、130mmHg以下
また、拡張するときの血圧で、85mmHg以下
とされています。
この正常範囲を下回っている状態が低血圧です。
正常範囲を高く超えて、そのまま維持されているのが
高血圧の状態になります。
血圧は、1日のうちでも絶えず変化しています。
また、季節や、食事、ストレスによっても変化します。
高血圧の症状
高血圧の症状になると、血管には絶えず負担がかかるため
血管の内壁が傷ついて、固くなることから
動脈硬化を起こす原因にもなります。
高血圧をそのままの状態にしておくと
動脈硬化が促進されることになり、
脳卒中や心疾患のような危険な病気へとなっていきます。
高血圧の原因による最も危険なのが、脳卒中です。
脳卒中に一度かかると、死ぬのが免れたとしても
言語障害や運動障害が残りやすくなるため
長い期間にわたってリハビリ生活を送る場合もあります。
また、高血圧により、腎臓へも大きな負担をかけ、
慢性腎臓病を起こすことにもなります。
低血圧の症状
低血圧の症状になると、疲れが取れにくくなり
絶えず体がだるいくて重い状態になります。
また、ちょっとしたことでも息切れがしたりします。
脳貧血が起きて、意識を失いやすくなる症状も出ます。
同じ低血圧でも、80以下になるのは危険です。
循環不全になるため、脳や臓器に血液が回らなくなります。
このような状態になると、医師は昇圧剤を打ったりします。
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