糖尿病の悪影響
糖尿病が、腎臓などの他の病気を誘発する
糖尿に関するものに、インスリンというホルモンがあります。
インスリンは、血液の中に含まれる糖をエネルギーに変えて
血糖値を下げようとする働きをするのホルモンです。
だから、血糖値を下げるためには、インスリンが必要になります。
ところが、欧米人よりもアジア人は一般的に
インスリンの分泌量がすくなくなっています。
そのため、アジア人は糖尿病になりやすい体質になっています。
インスリンが不足すると、血液が糖を多く含む状態になってしまいます。
糖が急に増え始めると、活性酸素が大量に発生してきます。
大量の糖のために、血管内の血液が渋滞して
そこで活性酸素が血管を破壊していきます。
こうなると、酸素と栄養分が血管を通して運ばれにくくなります。
これが、合併症という症状です。
糖尿病とは、血糖値の高い状態が続いていく病気です。
糖尿病それ自身はそれほど問題はないのですが、
他の病気への影響が深刻になります。
血糖値の高い状態が続くことによって、体のあらゆる場所で
血管が詰まる状態になり、合併症が起こってきます。
もしも血管が破壊されることになると、糖尿病により
腎臓へも悪影響を与えて、腎臓が機能しなくなるため
人工透析の処置が必要になってきます。
また、糖尿病の影響により、視力を失われる場合があります。
失明する原因の中で最も大きいのが、
糖尿病から影響を受けるものです。
さらに、糖尿病のために、隅々の神経細胞に血液が届かなくなると
全身の神経に障害を起こすことになります。
このため、便通異常、発汗異常、立ちくらみの異常が出てきます。
これらからみても、糖尿病の他の病気への悪影響が
いかに大きいかがわかります。
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