胃がんの前兆
胃がんの症状と検査
最近では胃がんの患者数は減っているのですが、
胃がんによる死亡率は、男性の方が女性よりも
高くなっています。
胃がんの初期の始まりは
胃の壁の最も内側にある粘膜内の細胞が、
何かの原因でがん細胞になることから
生じるものです。
胃がんの場合は、症状が全く現れない場合が
ありますが、反対に早い時期から
胸焼け、胃痛や黒い便がみられることもあります。
これらの症状は、胃がん以外にも
胃潰瘍や胃炎にもみられるものです。
だから、胃がんかどうかの区別がつきません。
胃がんが実際に進行してくると
胃の痛みとは別に、胃が重くなったり
食事がつかえるというような症状が出てきます。
また、体重も減り、貧血気味にもなってきます。
このため、息切れやドウキが生じてきて
このことで、胃がんだと断定される場合もあります。
胃がんの検診方法には
胃X線検査と胃内視鏡検査があります。
胃X線検査は、検査前に
バリウムと発泡剤を飲み込んで
胃の中の粘膜を観察する方法です。
胃内視鏡検査は、内視鏡を使って
胃の中を直接見る検査方法です。
検査に先駆けて、鎮痙剤の注射やのどに
麻酔をかけてから、内視鏡を口から挿入します。
胃内視鏡検査では、胃の中のわづかな病気も
見つけることができます。
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