歯が黄色になる
歯が着色される原因
年齢により歯が着色される
高齢とともに、歯は自然に白色から黄色に変色していきます。
これは、歯の表面を覆っているエナメル質が年齢とともに
摩耗していき、その結果として、このエナメル質が薄くなっていきます。
歯の内側には黄色の象牙質があるため、エナメル質が薄くなること
によって、黄色が見えやすくなるのです。
だから、高齢になると、歯は黄色く見えてくるのです。
コーヒーやお茶の色素
コーヒーやお茶などに含まれている色素が、歯の表面に付着していくと
着色されることになります。
他にも歯を着色する飲食物には、チョコレート、ココア、赤ワイン、
バナナ、タバコなどがあります。
これらの着色は、飲食後にうがいや口をゆすぐことで解消されます。
ペリクル膜
また、歯の表面にはペリクルと呼ばれる膜が形成されています。
このペリクルは、歯を虫歯菌から守る働きがあるのですが
それとは別に、色素を付着させてしまう厄介な働きもあります。
虫歯によって歯が着色
虫歯がどんどん進行すると、歯が黒色に変わっていきます。
この虫歯の進行により、歯の神経が死んでしまいます。
その後は、黒色から茶色に変色していきます。
幼少の頃に、まだ乳歯だったときに虫歯になって、
その歯を放置しておくと、永久歯が作られていくときにも
影響を与えることになります。
歯の表面には傷をつけないこと
歯の表面が滑らかで光沢していることは、細菌を寄せ付けないため
にも重要なことです。
歯の表面を強く磨き過ぎて、傷をつけると歯が黄色に着色される
状況を作り出すことになります。
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