寝るときの姿勢
眠るときの姿勢と健康の関係
毎日眠るときの姿勢が健康に影響を与えることがあります。
正しい姿勢で眠れば、睡眠によって1日中の疲れは取れますが
間違った姿勢で眠ったときは、疲れがよく取れません。
睡眠中の寝返りについては、全く寝返りをしない人も多くいます。
寝返りをする人の場合は、一晩における睡眠で
25回前後の寝返りを打つと言われています。
この回数よりも多いかまたは少ない人の場合は
熟睡できていない可能性もあります。
寝返りすることは、それなりに重要のようです。
もしも、同じ体勢で長時間寝ていると、体重がかかっている部分の
血管が圧迫されることになり、結果的には血流がそこに留まります。
寝返ることにより、体の局部的な負担がかかるのを
防止しているのです。
また、寝返りにより、肩こりや腰痛になるのを防止することが
できます。これは、肩や腰にかかる負担を分散させているからです。
これから睡眠に入るときの最初の状態は、仰向けが健康的で
よいと言われています。
仰向けで寝た場合は、血液が自然に無理なく全身に行き渡ります。
体制的には、仰向けの場合は、寝返利しやすい状態に
なっています。
また、仰向けの場合は、横向き、またはうつ伏せよりも、
深く呼吸することがでるようになります。
仰向けの状態で、両手または両足を広げている状態では
体内の熱が容易に発散でき、体の内部の体温が下がることにより
寝付きがよくなることになります。
仰向けの状態で寝る場合は、いびきの防止のためにも
口を大きく開けて寝るのは避けた方がよいでしょう。
横向きで寝る場合にも利点はあります。
腰痛のある人にとっては、横向きは、眠りやすい体制だと
言えるでしょう。
また、妊婦の人にとっても、横向きで寝ると
腹が圧迫されなくてすむため、眠りやすくなります。
ただし、横向きで寝た場合は、一方の方向に負担が
集中して、体が歪んだりするため注意が必要です。
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