熱中症の予防
熱中症は外の暑い日差し以外にも室内でも起こる
熱中症とは、暑い環境の中や体温が下がりにくい環境で起こる、
体の異常状態のことです。
熱中症は暑い日差しの環境下のみでなく、部屋の中の
暑さの中でも起こるものです。
熱中症にかかると、体温が上がり、体内の水分や塩分の
バランスが崩れて体温の調節機能が働かくなったりします。
同時に、頭痛、めまい、けいれん、などのさまざまな症状を
引き起こすことになります。
次のような環境下では、熱中症にかかりやすくなるため
熱中症への予防が必要になります。
●気温が高くて、湿度も高い。
●日差しが強いのに風がほとんどない。
●梅雨のときのように急に暑くなる。
また、気温がそれほど高くなくても、湿度が高いところでは
熱中症にかかりやすい状態になります。
家の中でじっとしていても、室温や湿度が高くなれば
熱中症にかかる危険性があります。
熱中症は、炎天下の外の環境の下だけで起こるものではなく
室内でも油断しないように注意が必要です。
炎天下に、歩行している人よりも、自転車に乗っている人の方が
熱中症にはかかりにくい状態になります。これは、自転車の
走行中に風が人体に当たってくるからです。
暑くなると、知らないうちに汗をかいて、体内の水分や
ミネラル、ビタミンが奪われていきます。
だから、のどが、それほど渇いていなくても、早めに
こまめに水分を補給しておく方がよいでしょう。
スポーツ飲料なら、水分とミネラル・ビタミンを同時に
補給することができます。
病院での治療方法としては、軽い熱中症の場合は
身体を冷やすして、氷枕や氷のうで熱を取り除くようにします。
脱水症状になって、水分や塩分がなど不足してきた場合は
点滴をして、栄養分などを補います。
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