クジラがシャチに襲われる
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知床の観光船からクジラを捕食しているシャチを目撃
シャチの群れが、ミンククジラを襲う場面を
時々、見かけます。
シャチは、アザラシやサメとは別に、イルカや
クジラといった哺乳類も食べます。
シャチは5頭ぐらいの群れを作って、連携を
とりながら、大型哺乳類を狩ります。
この群れの構成は、2家族の場合もあり、
また、子供も含まれています。
シャチの狩りのやり方は、水中で大型哺乳類に
のしかかって窒息させてしまいます。
ミンククジラを捕食する場合は、特に体の中の
舌の部分が好みであるため、まづは、舌から
食べ始めます。
残った部分は引っ張っていき、最後にはヒレ
だけが残されます。
南極付近に生息しているシャチは、ミンククジラ
を常食にしています。
ミンククジラは小型のクジラであり、体長は8m
ほどで、オキアミを主食としています。
シャチは自分自身がクジラの仲間でありながら、
クジラを襲います。
シャチは、シロナガスクジラ、マッコウクジラ
のような大型クラスのクジラでさえも襲うのです。
シャチは、確実に獲物を捕らえるために、ミンククジラ
のような小型のクジラに対してでさえも、できるだけ
若いクジラや弱ったクジラを特に攻撃します。
シャチは、いきなりミンククジラの体に噛みついたりは
しません。
クジラの体の上に乗って溺れさせたり、胸びれを噛んで
窒息させて仕留めるのです。
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