ドイツ軍の80cm列車砲
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80cm列車砲は、第二次世界大戦直下において、
ドイツ陸軍が製作した世界最大の巨大列車砲です。
この巨大な80cm列車砲は、元来は、フランスの
マジノ要塞を攻撃するために作られたものです。
実際に製作されたのは、2門だけで、3番砲台は
未完成で製造が撃ち切られています。
超大型の列車砲は、
この1台を操作するのに1400人
もの人員を必要としました。
また、防衛や整備などの支援には、4,000人以上の
兵員と技術者を必要としました。
この列車砲の総重量は1400トンで、全長は43m
砲身の長さが32m、全高が12mです。
大砲の口径は80cmのキャノン砲であり、最大射程距離は
48kmまで飛ばすことができます。
砲弾が巨大であるために、時間がかなりかかり、1時間に
4発しか発射できませんでした。
砲弾を輸送するのには、専用の貨物列車が必要でした。
砲台を移動させるために、ディーゼル機関車が2両
使われました。
また、長距離を移動するためには、分解して運ぶ必要が
ありました。
砲撃の前準備として、その都度、レールを施設しなくては
ならず、そして、砲を移動させて組み立てるのに2週間
ほどかかりました。
そのため、即応性の高い実戦には不向きで、実際には、
スターリングラード攻防戦、セヴァストポリの戦いで
数回ほどしか使われませんでした。
確かにこの列車砲は、圧倒的な破壊力を発揮しました。
しかし、敵機に狙われやすいというリスクもありました。
そのため、ドイツ軍が、やがて制空権を失うことにより
この80cm列車砲が活躍する機会がもはやなくなりました。
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