アトラス ICBM
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CGM/HGM-16 アトラスは、1950年代の後半に米空軍で開発され、
ジェネラル・ダイナミクス社で生産された大陸間弾道弾 (ICBM)
です。
1959年から1968年までの10年間にわたり実戦配備されて
いました。
ミサイルとして開発されたアトラスは、アメリカ航空宇宙局(NASA)
の衛星打ち上げロケットとして用いられるようになりました。
マーキュリー計画においては、有人宇宙船のフレンドシップなどを
搭載して打ち上げて、軌道飛行させることに成功しています。
アトラスのロケットエンジンの推進剤は、RP-1(ケロシン)を燃料
として、液体酸素を酸化剤にして用いて、両方を混合して発火し
推力を得ています。
2基のバーニアエンジンが装着されていて、この2つのエンジンに
より、飛行制御を行っています。
アトラス以前のソ連のR-7、とかタイタンロケットなどのような初期
タイプののICBMは酸化剤として液体酸素を用いる液体燃料ロケット
が一般的でした。
液体酸素は極低温状態に保つ必要があり、絶えず蒸発していくために、
打ち上げ寸前になってから液体酸素をタンクに注入する必要があり
数時間も作業時間を要しました。
これでは、緊急での発射はできないため、後には、推進剤として
液体酸素を取りやめて、代わりに、非対称ジメチルヒドラジンと
赤煙硝酸を混合して自然発火させる常温保存が可能な液体燃料
に変更されました。
さらに、ミニットマンのような固体推推進剤使用のミサイルへと
発展していきます。
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