レマーゲン橋の攻防-
ルーデンドルフ橋 は、ドイツラインラントにあった、
ライン川に架けられた鉄道橋です。
この橋は、レマーゲンとエルペルを結んでいて、第二次
世界大戦末期にライン川で唯一破壊されずに残っていた
ことから、レマーゲンに架ける橋として有名です。
この橋は、西部戦線での戦略上重要な地点となり、ドイツ軍
とアメリカ軍の間で争奪戦として、レマーゲンの戦いが行わ
れました。
ただ1つだけ破壊されずに残っていたこのレマーゲン橋は、
連合軍にとっては、まさに幸運の鉄橋でした。
連合軍がノルマンディー上陸作戦以降にドイツ本土に侵攻
するときにおいて、ベルリンに進行するためには、ライン川
を突破しなければなりませんでした。
ここで、ヒトラーは連合軍のベルリンへの侵攻を防ぐために、
ライン川に架けられているすべての鉄橋を爆破するように
命じました。
そして、ほとんどの橋が破壊されている中において、ただ1つ
ルーデンドルフ橋だけがそのまま残っていたのです。
これに対して、ドイツ軍はこの残されていたルーデンドルフ橋
を絶対に破壊するために、爆薬を仕掛けて、爆破しようとしたが、
失敗に終わりました。
さらに、この橋の破壊のために、ジェット機を使って爆弾を投下
したり、さらに11発のV2ロケットまでも発射したのですが、
いづれの方法でも橋には命中しませんでした、
このスキを見て、連合軍の歩兵部隊や戦車が続々と橋を渡って、
向こう岸に到達することができたのです。
V2ロケットは1発すらも直弾はなかったが、その中の1発は
橋から300メートル以内に落下して、爆発の際の地震のような
衝撃が崩壊寸前の鉄橋にも損害を与えていました。
そして、連合軍がほぼ橋を渡りきったころに、橋は崩壊して、川に
崩れ落ちました。
しかし、すでにその頃には、アメリカ軍は対岸に橋頭堡を確保し
ていて、しかも並行して浮橋を完成させておりました。
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