対潜ミサイル アスロック
対潜ミサイル「アスロック」(Anti-Submarine Rocket)は、
潜水艦を攻撃するための艦対潜兵器システムです。
アスロックは冷戦期にアメリカ海軍によって開発され、他国
の海軍にも採用されています。
アスロックの弾体は、弾頭の後方に飛翔用のMk.12ロケット・
モーターを取り付けた構造となっています。
アスロックは、敵潜水艦を遠距離から攻撃するために使用
される兵器です。
ロケットモーターで推進される弾体に、魚雷や爆雷を搭載して
発射します。
弾頭は水中に入ってから目標を探知し、攻撃を行います。
●アスロックの性能
全長:
約4.5メートル
直径: 約33センチメート
重量: 約950キログラム
射程距離: アスロックは短中距離の射程を持ち、約10~20キロ
メートルの範囲で潜水艦を攻撃することができます。
弾頭:
主に軽量魚雷(例:Mk 46)または核弾頭を装備します。
核弾頭版はアメリカ海軍によってのみ使用されました。
●特徴
艦船から発射できるため、潜水艦を探知してから攻撃するまで
の時間を短縮することができます。
長距離攻撃が可能で、射程距離は最大20キロメートル以上
あります。
複数の弾頭を同時に発射することができます。
様々な種類の魚雷や爆雷を搭載することができます。
●運用
アスロックは、世界各国の海軍で使用されています。
主に、護衛艦や駆逐艦などの水上戦闘艦に搭載されています。
●開発経緯
アスロックは、1950年代後半にアメリカ海軍によって開発
されました。
当時は、ソビエト連邦の潜水艦脅威が深刻化しており、
従来の対潜兵器では対応が困難になっていました。
アスロックは、この問題を解決するために開発された
兵器です。
●発射方式:
艦上からロケットランチャーを用いて発射されます。
発射後、ロケットブースターは分離し、魚雷はパラシュート
を使って水中に入ります。
●誘導:
水中に入った魚雷は、自動的に目標を探知し追尾します。
●採用国
アメリカのほか、日本や多くのNATO加盟国、その他の友好国の
海軍にも採用されています。
アスロックは、現代の対潜戦においても重要な役割を果たしており、
その迅速な発射能力と広範囲な射程により、潜水艦脅威に対する
効果的な防御手段となっています。
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