戦艦 ビスマルク
ビスマルクは、第二次世界大戦中のドイツ海軍の戦艦です。
当初はイギリスとの合意で、3500トン以上の戦艦を
作らないことに合意していたのですが、ドイツ側はこの
合意を破棄し、41,700トンもの戦艦を製造しました。
ビスマルクは、ビスマルク級戦艦の一番艦であり、1936年
に進水をし、続いて、二番艦の戦艦ティルピッツもその年
に浸水しました。
ビスマルクは、ドイツの技術力を集結した戦艦であり、
1940年8月に就役しました。
当時としては、排水量は世界最大級の戦艦ではあったが、
対空への射撃管制能力や乗員の熟練度などに問題もかなり
ありました。
戦艦ビスマルクを撃沈するために、1941年5月26日に
イギリス空母アーク・ロイヤルから第1次攻撃隊の
ソードフィッシュ雷撃機15機が発艦しました。
ソードフィッシュは、めづらしく、まだ複葉機でした。
丁度その頃、近くに、イギリスの軽巡洋艦シェフィールドが
航行していました。
ところが、ソードフィッシュ雷撃機部隊は、この味方の
軽巡洋艦をビスマルクと勘違いして、攻撃してしまった
のです。
幸いなことに、ソードフィッシュ雷撃機部隊は実戦経験が
無かったことに、味方の軽巡洋艦には、魚雷は1発も
命中しませんでした。
そして、た第二次攻撃隊のソードフィッシュが今度こそは
ビスマルクを撃沈しようとして激しいスコールの中発艦
しました。
ただちに、雷撃隊はビスマルクを発見し、四方八方から
突入を開始し、ビスマルクも対空砲火で応戦を開始しました。
この戦闘において、まづ1本の魚雷がビスマルクの左舷中央
に命中しました。
この最初の魚雷攻撃で、多少の浸水はあったが、たいした被害
ではありませんでした。
続いて、2本目の魚雷が回避運動中のビスマルクの舵のあたり
に命中しました。
しかし、ビスマルクは幸運にもイギリス艦隊を引き離して、
この日の戦闘は終了しました。
そして、雷撃機は、空母アーク・ロイヤルに着艦しました。
空母の近くにドイツのUボートが接近していたが、Uボート内
のすべての魚雷を使い果たして、魚雷は1本も残っていなかった
ため、イギリス空母を攻撃することはできませんでした。
これは、まさにイギリスにとっては幸運でした。
ビスマルクは、2本の魚雷の命中により、浸水もさらに激しく
なって、艦も傾斜してきました。
ここにきて、イギリス艦隊がビスマルクの近辺に集結して
きました。
その中の戦艦ロドネー、戦艦キングジョージ五世そして
重巡洋艦ノーフォークの砲弾がビスマルクに命中しました。
戦艦ロドネーは、戦艦でありながらも、魚雷を搭載していて
この魚雷攻撃により、ビスマルクに命中しました。
ビスマルクはさらに艦が傾いていき、ついには沈没することに
なりました。
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