チャバ 装甲車
チャバ(Csaba)は、第二次世界大戦中にハンガリー陸軍で
使用された国産の四輪装甲車です。
その名前はフン族の王アッティラの息子に由来しています。
チャバ装甲車は、1930年代後半にハンガリーで開発されました。
イタリアのFIAT社の装甲車を参考に設計されており、車体中央に
砲塔を備えた、当時としては一般的なレイアウトを採用して
いました。
チャバ装甲車は、主に偵察や軽巡視任務に使用されました。
また、対戦車砲や迫撃砲など、様々な火器を搭載した派生型も
開発されました。
チャバ装甲車は、第二次世界大戦中の様々な戦場に参加
しました。
特に、東部戦線では、ソ連軍に対して有効に使用されました。
以下は「39M チャバ」の基本仕様です。
全長: 4.52メートル
全幅: 2.10メートル
全高: 2.27メートル
重量: 5.95トン
乗員数: 3名
装甲: 9-13ミリメートル
主武装: 20mm砲 36M ×1
副武装: 8mm機関銃 34/37M ×1
速度: 65キロメートル/時
エンジン: フォード4ストローク8気筒 90馬力
行動距離: 150キロメートル(路上)
チャバ装甲車は、ハンガリーからの移民であるニコラス・
ストラウスラー氏によって設計されました。
イギリスで数種の装甲車を設計した後、母国ハンガリー
軍用の装甲車を彼の設計に基づき製作されました。
量産に移されたチャバは、ストラウスラー設計の
アルヴィスAC2装甲車の発展型であり、1939年に
61両が発注され、さらに1940年に40両が追加発注
されました。
このうち20両は通常型で、残りは無線指揮車として
製作されました。
チャバ装甲車は、当時としては比較的性能の高い装甲車
でしたが、装甲厚が薄く、対戦車砲に対して脆弱という
弱点がありました。
また、生産数が少なかったため、ハンガリー陸軍全体に
配備されることはなく、主に精鋭部隊で使用されました。
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