AGM-114 ヘルファイアミサイル
AGM-114 ヘルファイアミサイルは、アメリカの空対地ミサイル
であり、主に対戦車ミサイルとして使用されています。
その名前は、「ヘリコプター発射の撃ちっぱなし(ミサイル)」
を略したものですが、英単語としての”hellfire”は「地獄の業火
烈火・ものすごい勢いで燃える炎」という意味も持っています。
ヘルファイアは、セミアクティブレーザー誘導を基本としており、
ワイヤーを用いないため飛翔速度が速く、着弾所要時間が短いため
敵に回避や反撃の機会を与えずに攻撃できます。
さらに、ヘルファイア II ではレーザー測距/誘導関係の機能が
改良されています。
弾頭を対艦攻撃用に変更した物は、スウェーデン軍にRBS17の
名称で採用されました。
●特徴
レーザー誘導方式:
ヘルファイアは、レーザービームで標的に誘導されるレーザー
誘導方式を採用しています。
そのため、高い命中精度を誇ります。
タンデム成形炸薬弾頭:
ヘルファイアは、タンデム成形炸薬弾頭を装備しています。
この弾頭は、敵の装甲を貫通してから爆発するため、厚い装甲
を持つ目標にも有効です。
様々なプラットフォームから発射可能:
ヘルファイアは、攻撃ヘリコプター、戦闘機、無人航空機など、
様々なプラットフォームから発射可能です。
●性能
射程距離:約8km~15km(種類による)
弾頭重量:約17kg
誘導方式:レーザー誘導方式
発射プラットフォーム:攻撃ヘリコプター、戦闘機、無人航空機など
ヘルファイアは、1970年代にロッキード・マーティン社によって
開発されました。
1980年代からアメリカ軍で使用されており、湾岸戦争、イラク戦争、
アフガニスタン戦争などの多くの紛争で使用されています。
現在も、アメリカ軍をはじめ、世界20カ国以上で使用されています。
ヘルファイアは、高い命中精度と威力を持つ空対地ミサイルとして、
高い評価を得ています。
世界中で広く使用されており、現代の戦争において重要な役割を
果たしています。
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