AIM-7 スパローミサイルの取り付け
AIM-7 スパローは、中射程の空対空ミサイルであり、
セミアクティブ・レーダー・ホーミング(SARH)誘導方式
を採用しています。
AIM-7 スパローミサイルは、母機から目標に向けて
レーダー照射して、母機がその反射波を追従していくこと
により、敵機に命中させる誘導方式です。
ここで言う母機とは、スパローミサイルを搭載している
戦闘機のことです。
スパローミサイルは、短距離用のサイドワインダーと並んで
西側における代表的な空対空ミサイルです。
ベトナム戦争に使われた頃の当初の スパローミサイルは、
まともに命中するのは、大型の戦略爆撃機や輸送機のような
ものでした。
戦闘機のような運動性能の高いい航空機に命中させるのは
困難でした。
しかし、途中から電子機器が改良され、さらに運動性も向上
したため、湾岸戦争においては、高い命中率でイラク軍機を
多数撃墜しています。
湾岸戦争で撃墜された機体のほとんどは、スパローによって
撃墜されたものです。
スパローミサイルは、固体燃料ロケットエンジンを装着しており
改良型の AIM-7M/P では、射程距離が70kmに延びており、
40kgの弾頭を装備しています。
スパローのようなセミアクティブ・レーダー・ホーミング
誘導方式のばあいは、母機から放った反射を利用している
ものです。
このため、母機のレーダー出力が弱い場合は、射程距離も
それだけ短くなってしまいます。
スパローの全長は3.66mで、発射重量は230キロで
1基の価格は、1,250万円ほどです。
最大射程は50km程度であり、海面上をすれすれに飛行する
対艦巡航ミサイルなどにも対応できます。
スパローの母機である戦闘機からは、サイル命中までは
そのまま続けて敵機に対してレーダー波照射をする必要が
あるために、この間の母機の行動が制約される難点が
あります。
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