メガネザルの生態
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メガネザルは神経質で繊細な性格
メガネザルは、体重がわづか100グラム程度の小型の霊長類です。
体長は、10cmほどしかなく、手の中にもすっぽりと納まってしまう
ほどで、ポケットの中にも入ってしまいます。
メガネザルは、フィリピン諸島、インドネシア、ボルネオ島などの
東南アジアの島に生息しています。
メガネザルの体で最も特長的なのは、頭の大きさの割りには、
大きな眼球を持っていることです。
この眼球は大きいために、特に夜行性に適したものであり、暗い場所
でもよく見えることができるのですが、、昼間は、まぶしく感じて
よく見えないようです。
眼球そのものを他の動物のように、くるくると上下左右に動かす
ことはできないため、代わりに首を自在に動かすことによって
真後ろを見ることもできます。
後の脚が長くなっていて、この脚で跳躍することにより、
枝から枝に跳び移っていくことがことができるのです。
手足の指は長く伸びていて、鋭い爪と肉がついています。
この手足が、枝にぶら下がることに都合よくできています。
エサは、主に昆虫や小さな脊椎動物を捕食しています。
昆虫のバッタもメガネザルにとっては大きなエサであり、
食いちぎってムシャムシャと食べます。
メガネザルは特に繁殖時期があるわけでなく、1年を通して
繁殖をすることが可能です。
出産した直後の子供は、すでに体毛がはえていて、すぐに自力で
枝にしがみつくことができる状態になっています。
メガネザルは、人間以上に神経質で繊細な性格をしています。
ときには、過度のストレスで、自らの頭を木などにぶつけて
自殺してしまうことすらあります。
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