小型の恐竜
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コンプソグナトゥスはニワトリほどの大きさの恐竜
コンプソグナトゥス (Compsognathus) は、1憶5000万年前の
ジュラ紀後期ヨーロッパに生息した小型の肉食恐竜です。
中生代ジュラ紀後期に出現していて、体長は70cmから140cm
ほどです。
体重は、最大でも3kg 程度のものです。
このコンプソグナトゥスは、北米で発見された中では、
最小の恐竜です。
長い尾が体の大半を占めていて、この長い尾を除いたら
ニワトリくらいの大きさになります。
大きなものでも、七面鳥ぐらいの大きさだったようです。
頭骨は10cm の大きさであり、人の手の平ほどです。
映画『ジュラシック・パーク』や『ロスト・ワールド』の中でも
現れていました。
歯の形を分析してみると、植物のほかには昆虫もエサにしている
雑食性だった可能性が高いようです。
コンプソグナトゥスは、小型で繊細な体つきであったために、
素早い動きが可能だったようです。
脚の部分は、膝から下が長いため、走るスピードも速く
また、腕が強靭にできているために、獲物をそれほど
苦労せずに捕食できたものと思われます。
口の中には、小さくて鋭い多くの歯が配列されていて
獲物を捕らえてから、肉を食いちぎるには有効でした。
コンプソグナトゥスの腹部の化石から、赤ん坊のようなものが
発見されたが、後になって、これはコンプソグナトゥスに捕食
されたトカゲであることが明らかになりました。
コンプソグナトゥスが走るスピードは、これだけの小さな体
であるにもかかわらず、時速60km は出たと考えられています。
しかし、この体でこれだけのスピードがでるのも物理的に
不可能ではないかという見解もあります。
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