マッドクラブ
「マッドクラブ」は、英語名で、正式名称はノコギリガザミ
(Scylla属)です。
泥地に生息することから、「マッドクラブ(泥ガニ)」や
「マングローブクラブ」とも呼ばれます。
マッドクラブ(Mud Crab)は、英語で「泥蟹」とも呼ばれる
大型のカニで、日本では「ノコギリガザミ」として知られて
います。
その名の通り、泥地やマングローブのある汽水域に生息して
おり、特に東南アジアやオーストラリアでは高級食材として
人気があります。
日本では、静岡県の浜名湖や沖縄などで見られ、地域によって
は「ドウマンガニ」や「エガニ」といった別名もあります。
鋏脚(はさみ)は非常に強力で、貝の殻を砕くほどの力があり、
扱いには注意が必要です。
料理としては、シンガポールの「チリクラブ」や中華料理
での蒸し蟹などが有名で、濃厚な味わいが魅力。
ちなみに、オーストラリアでは1kgを超える個体も珍しくなく、
家庭で調理する際はちょっとした冒険になることも。
●特徴
大型のカニ: 甲長130mm・甲幅200mmに達する大型のカニで、
強靭なハサミを持ち、その中にたっぷりと身が詰まってい
ます。
見た目: 甲はイチョウの葉に似た形の輪郭を持ち、甲の縁
には鋸の歯のような鋭い突起があります。
体表は平滑で鈍い光沢があり、濃いまだらの緑色から非常
に濃い茶色まで変化します。
生息地: 日本南部を含むインド太平洋の熱帯・亜熱帯域
に広く分布しています。
波の静かな内湾や河口の汽水域、マングローブの根元や
砂泥干潟、転石帯に大きな巣穴を掘って生息します。
近年の温暖化により、日本では静岡県以南の太平洋岸に
加え、千葉県や東京湾でも確認されることがあります。
●食用として
マッドクラブは、中華圏や東南アジアで非常に重要な
食用種として知られています。
その身は驚くほど甘く、プリプリとした食感が特徴です。
日本では「幻の高級ガニ」と呼ばれるほど流通量が少なく、
シンガポールなどではチリクラブのメイン食材として有名
です。
●主な調理法
チリクラブ: シンガポールを代表するスパイシーなカニ
料理。
ブラックペッパークラブ: 黒胡椒で味付けされた
スパイシーな料理。
ガーリックバタークラブ: ガーリックバターで香ばしく
炒めた料理。
スティームクラブ(蒸しガニ): マッドクラブ本来の
旨味をシンプルに味わえる調理法。
ボイル(塩茹で): カニ本来の味を味わうのに適して
います。
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