ツキノワグマ
ツキノワグマは、その名の通り、胸に三日月型の白い模様
を持つクマで、アジア各地の森林に生息しています。
日本では本州と四国に分布していますが、地域によっては
絶滅の危機に瀕しています。
●基本情報
分類:哺乳綱・食肉目・クマ科
体長:約120〜180cm
体重:オスは最大120kg、メスは最大70kgほど
毛色:黒が基本ですが、赤褐色の個体も存在
分布:日本(本州・四国)、中国、ロシア、東南アジアなど
広範囲に分布
●生態と習性
食性:雑食性で、季節によって植物(果実・葉・種子)や
昆虫を食べます。特にアリやドングリが好物。
活動時間:基本は昼行性ですが、人間の活動に合わせて
夜行性になることも
冬眠:11月〜4月頃まで冬眠し、冬眠中は排泄も行わない
という特異な生理状態に入ります
●日本のツキノワグマ
日本に生息する個体は「ニホンツキノワグマ」と呼ばれる
亜種で、遺伝的に独自の進化を遂げています
九州では絶滅した可能性が高く、四国では数十頭程度とされ、
絶滅が懸念されています
●特徴
名前の由来:胸にある三日月形(V字型)の白い斑紋が、
和名の「ツキノワ」の由来になっています。
ただし、この斑紋がない個体もいます。
体格:オスは体重50〜120kg、メスは40〜70kgほどで、ヒグマ
よりも小柄です。
食性:植物食が中心の雑食性です。木の葉、果実、種子などを
主に食べますが、昆虫や小動物も捕食します。
特に夏から秋にかけては、ドングリなどを食べて冬眠に
備えます。
行動:原則的に昼行性ですが、人間の活動の影響で生活リズム
を変えることもあります。
木登りが得意で、木の上で食事をしたり休んだりします。
食事のために折った枝を組んで作った「クマ棚」が見られる
こともあります。
性格:本来は臆病で人間を恐れる動物です。
通常は人の気配を感じると、見つからないように逃げて
いきます。
●ツキノワグマとの遭遇を避けるために
ツキノワグマは人を恐れますが、人間と遭遇すると事故に
つながる可能性があります。
クマとの事故を防ぐためには、以下の点に注意してください。
音を出す:クマに人の存在を知らせるため、鈴やラジオ、
会話などで音を出しながら歩きましょう。
単独行動を避ける:複数人で行動することで、クマとの遭遇
リスクを減らせます。
残飯は持ち帰る:生ゴミや食べ物の匂いはクマを引き寄せます。
山やキャンプ場では必ず持ち帰りましょう。
早朝や夕暮れ時を避ける:クマが活発に行動する時間帯なので、
山林やその周辺での活動は控えましょう。
もしクマと出会ってしまった場合は、落ち着いて静かにその場
を離れることが重要です。
大きな声を出したり、走って逃げたりするのは危険なので
やめましょう。
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