朝鮮戦争
朝鮮戦争のきっかけは、1950年6月25日の未明において
起きました。
金日成率いる北朝鮮から南の韓国に、戦車が38度線を越えて
攻撃を仕掛けてきて、ここに朝鮮戦争が勃発することになりました。
この戦争は日本においては、朝鮮戦争あるいは朝鮮動乱と
呼んではいるが、韓国では韓国戦争または6・25戦争と
呼ばれています。
戦争は3年間続いて、その結果、朝鮮半島は全土において
戦場化されることになりました。
2020年以降においても、北朝鮮と韓国は終戦しておあらず、
なおも休戦状態が続いています。
朝鮮戦争時の日本は、アメリカ軍が朝鮮に出撃するための基地
となっていました。
また、多くの日本人が、兵員物資輸送、掃海部隊の派遣、各種労働者
の韓国派遣、従軍看護婦の召集などで派遣されていました。
日本人が直接戦場に派遣されていたため、日本人のなかでも
犠牲者が出ることになりました。
アメリカ軍は、70人ちかくの日本の民間人男性と少年を参加
させて、その中の20人近くが戦闘に加わっていたという事実も
ありました。
この朝鮮戦争において、南側につく国連軍には、アメリカ、イギリス
を始めとして、フランス、オランダ、カナダ、ベルギー、フィリピン
オーストラリア、ニュージーランドなどの多国からの兵員が参加
しています。
これらの国々で加わった兵員は、1国でほとんどが1000人前後
でした。
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