コロンバンガラ島沖海戦
コロンバンガラ島沖海戦は、太平洋戦争中の1943年の
7月にソロモン諸島コロンバンガラ島沖での海戦です。
コロンバンガラ島へ輸送部隊を派遣する日本海軍と米海軍
ニュージーランド海軍が交戦しました。
米海軍は、駆逐艦1隻が沈没して、軽巡洋艦3隻が大破
しました。また、日本軍は軽巡洋艦1隻が沈没しました。
日本海軍には、軽巡洋艦の神通を始めとして、清波、雪風、
浜風、夕暮、三日月の駆逐艦が加わっています。
また、輸送部隊を乗せた駆逐艦は、皐月、水無月、夕凪、松風
の4隻です。
輸送隊は陸上兵員が1100名で、約100トンの物資を搭載
していました。
米海軍の艦隊は、軽巡洋艦ホノルル、リアンダー、セントルイスと
前衛の駆逐艦ニコラスを始めとして、5隻の駆逐艦を率いていました。
また、他に6隻の後衛の駆逐艦も加わっています。
ガダルカナル島を1943年2月に放棄してから、それ以降は
ニュージョージア島に新たな防衛線を敷くことになりました。
ニュージョージア島の隣にあるコロンバンガラ島の日本軍の兵力が
手薄になっているために、コロンバンガラ島にラバウル島からの
陸上兵力を輸送することになりました。
この輸送の途中で、米海軍に出くわして交戦することに
なりました。
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