スラバヤ沖海戦
スラバヤ沖海戦は、太平洋戦争中の1942年2月から4日間
かけて、インドネシアのスラバヤ沖で行われた海戦です。
日本海軍が、このスラバヤ沖海戦で連合軍の艦隊を撃破したことに
より、東南アジアに配備されていた連合軍の兵力は一掃される
ことになりました。
以後は、日本軍がジャワ島を上陸して占領が進むことになります。
インドネシアのジャワ島の攻略を目指す日本軍は、陸軍第16軍
を載せた輸送船団を派遣しました。
その護衛には、第5戦隊の艦隊が出撃し、重巡洋艦の那智、羽黒と
軽巡洋艦2隻、駆逐艦の雪風を含む14隻とういう編成でした。
まづ、オランダ軍のドールマン少将の率いるABDA艦隊が日本艦隊が
接近していることをキャッチして、連合国の艦隊がジャワ島に向かい
ました。
その連合国の艦隊は、オランダの軽巡ジャワ、イギリスの重巡エクゼター
アメリカの重巡ヒューストンなどの編隊でした。
日本陸軍の輸送船団を護衛するのは、第二水雷戦隊です。
日本艦隊の零式水上偵察機が飛び立ち、ABDA艦隊を発見し、ABDA艦隊は
日本艦隊に接近してきました。
第二水雷戦隊の旗艦の神通がてき艦隊を発見したことを知らせます。
こうして、日本艦隊とABDA艦隊の両者が、発砲し合うことになりました。
この海戦で、最終的には日本軍が勝利し、連合軍の残存艦は脱出を図ったが
失敗して、日本軍の追撃によって撃沈されました。
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