ガダルカナル島の戦い
ガダルカナル島の戦いは、太平洋戦争において1942年8月以降
に日本軍と連合軍が西太平洋ソロモン諸島のガダルカナル島で戦った
激戦です。
このガダルカナル島の激しい戦いで、日本軍は戦死者だけでなく
兵員の多くの餓死者を出しました。
さらに、多くの艦艇、航空機、武器、燃料を失っています。
この戦いは、太平洋戦争の転換点となるような激戦でした。
日本陸軍の精鋭部隊900名あまりが、1万人を超えるアメリカ海兵隊
と交戦して、ついには全滅してしまいます。
指揮官の一木清直大佐は、無謀にも部下たちをアメリカ軍に対しての
突撃作戦をおこなったのです。
しかし、実際の日本軍の敗北の原因は、陸軍が海軍に対して要請した
ところを、海軍側は協力的でなかったところにあります。
ガダルカナル島は、日本から6,000kmほど離れたところに位置
しています。
しかし、アメリカはこの飛行場を占領し、制空権を奪おうとする計画を
立てていました。
日本軍は真珠湾攻撃以来、アメリカ軍の拠点であるハワイとオーストラリア
を結ぶ地点にあるガダルカナル島を注目していました。
日本側にとっては、800mの滑走路を備えた飛行場は、制空権を確保する
ためにも重要でした。
ガダルカナル島は、日本軍が作った唯一の島であり、この島の飛行場を
めぐって日米両軍が激突したのです。
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