ロシアのクリミア侵攻
ロシアのクリミア侵攻は、2014年にウクライナ騒乱が
発生して以来、ロシアがウクライナ南部のクリミア自治
共和国に対して継続的に行なっている軍事行動です。
2014年2月には、ロシアの武装勢力が地方政府庁舎と
議会を占拠しました。
さらに、次の日には首都シンフェロポリの空港が占拠される
ことになりました。
ロシアがクリミア半島を無理やり奪ったことで、ロシアを
指示していた国も批判するようになりました。
プーチン大統領は2021年に、ロシアとウクライナは一体化
すべきであることを強調しています。
これにより、プーチン大統領がウクライナを勝手に自国の
勢力圏とみなしていることが分かります。
さらに、プーチン大統領は、NATOの東方拡大とロシア領土近く
への兵器の供給をやめるよう要請しています。
このように、ロシアのクリミアを始めとしたウクライナへの
侵攻の背景には、ロシアのNATOへの強い危機感があります。
ロシアがウクライナ南部クリミア半島を併合してから8年を
迎えた2022年3月に、プーチン大統領はモスクワのルジニキ
競技場で演説をしました。
この演説で、プーチンは、現在のウクライナ侵攻に対しては、
ウクライナの人々を救うためだと正当化しています。
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