第一次ソロモン海戦
第一次ソロモン海戦は、太平洋戦争中の1942年8月8日~9日
にかけて、旧日本海軍とアメリカ海軍とオーストラリア海軍の
連合国との間で行われた海戦です。
連合軍側では、Battle of Savo Island と呼んでいます。
日本海軍は、ニューカレドニア、フィジー、サモア方面へ侵攻
するための計画を立てたが、1942年6月のミッドウェー海戦
における日本軍の大敗北により、この計画は延期されることに
なりました。
第一次ソロモン海戦は、アメリカ軍のガダルカナル島上陸により
起きた最初の日米の海戦です。
ミッドウェー海戦の大敗により、日本軍はこれまで優位であった
のが、兵力的にアメリカ軍と並ばれることになりました。
日本海軍はソロモン諸島を攻略する計画を建てていましたが、占領
した後に陸上兵力が必要になりました。
そこで、海軍でありながら、陸軍兵力とは別の海軍陸戦隊を用意
することになりました。
日本軍は、ソロモン諸島攻略のためのガダルカナル島に航空基地を
作ろうとしました。
空母だけの航空機では不足するために、陸上の航空基地が必要と
なりました。
このようなときに、1942年8月8日に第一次ソロモン海戦が
行なわれました。
夜戦での戦いで、日本海軍が圧倒的な勝利で終わりました。
第一次ソロモン海戦における日本軍の圧勝により、ガダルカナル島
周辺の連合軍の艦艇は一時的ではあるが、一掃されることに
なりました。
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