ウクライナに提供の携帯ミサイル
ウクライナとロシアとの戦争において、これまで兵器提供に
慎重であったドイツも武器を提供することを決めて、さらに
ポルトガル、オランダ、チェコ、も兵器の提供を決定しました。
そして、アメリカも追加支援を行い、その支援の多くは携行式
兵器が中心です。
携行式兵器とは、兵士が一人で持ち運ぶことができ、照準から
発射まで運用できる兵器であり、戦車やヘリ、航空機を破壊
できるに十分な威力を持っています。
ウクライナに対して、戦車や戦闘機を提供する代わりにこれらの
携帯式ミサイルを提供するのは正解です。
なぜなら、戦車や戦闘機などは、使うまでに訓練が必要であり
即戦力としては使えないからです。
アメリカは、追加で携行式対戦車ミサイル「ジャベリン」を
追加提供しています。
携行式兵器ならば、1日で取扱い方法は学べて、ミサイルには
誘導装置が付いているために、ロックオンして発射すればあとは
自動で追跡してくれるだけです。
だから、提供されれば、すぐにでも戦車や装甲車への攻撃が可能
になります。
戦車などに比べても携行式兵器の方が安価であり、輸送も容易な
ため、支援も行いやすくなります。
携行式兵器は、小型で人間が持ち運べるために、相手のレーダー
にキャッチされる心配がないため、携行しながら市街地や森林で
身を隠すことも用意です。
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