ペルシア戦争
ペルシア戦争とは、紀元前499年から紀元前449年にかけて
古代ギリシア諸都市とアケメネス朝ペルシア帝国が衝突した
戦争で、最終的にギリシア連合軍が勝利しました。
古代世界の勢力図を大きく変え、西洋史の転換点とされます。
●背景
ペルシア帝国は小アジア(現在のトルコ西部)のイオニア地方
を支配
紀元前499年、イオニア諸都市が反乱(イオニア反乱)
アテネとエレトリアが反乱を支援 → ペルシアがギリシア
本土へ遠征
●主な戦いと出来事
① 第一次侵攻(ダレイオス1世)
マラトンの戦い(前490年)
ギリシア:アテネ軍
ペルシア:ダレイオス1世の遠征軍
結果:ギリシアの勝利
重装歩兵(ファランクス)が有効性を示す
② 第二次侵攻(クセルクセス1世)
大軍による本格侵攻
テルモピュライの戦い(前480年)
スパルタ王レオニダス率いる少数精鋭が奮戦
敗北するが、時間稼ぎに成功
サラミスの海戦(前480年)
テミストクレス指揮のアテネ海軍
ギリシア側の大勝利
ペルシア海軍壊滅的打撃
プラタイアの戦い(前479年)
陸戦の決定打
ペルシア軍撤退
戦争の終結
前449年 カリアスの和約
ペルシアがエーゲ海から事実上撤退
ギリシア側の勝利で終結
●影響・結果
アテネが海洋国家として台頭
デロス同盟の成立 → アテネ帝国へ
後のペロポネソス戦争の原因に
「専制 vs 市民自由」という構図が後世に強い影響
●歴史的意義
西洋文明における民主政・市民社会の発展に大きく寄与
ヘロドトスが『歴史』で詳細に記録(「歴史の父」)
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