米西戦争
米西戦争(べいせいせんそう)は、1898年にアメリカ合衆国と
スペイン帝国の間で起きた戦争で、アメリカが世界的な列強へ
と飛躍する大きな転換点になった出来事です。
少しドラマチックな展開をたどる戦争なので、流れをつかむと
一気に理解が深まります。
期間はとても短く、約4か月で決着しました。
●発端:キューバ独立運動と米国の介入
当時スペイン領だったキューバで独立運動が激化
アメリカはキューバの混乱を懸念しつつ、世論は「キューバを救え」という同情ムードに傾く
そこへ 米軍艦メイン号爆沈事件(1898年)が発生
原因は不明だが、米国世論は「スペインの仕業だ」と激昂
これが開戦の決定打になった
●戦争の展開
戦闘はわずか数か月で終結
アメリカは圧倒的な海軍力で勝利
主な戦場は
キューバ
フィリピン(マニラ湾海戦)
プエルトリコ
●結果:アメリカの台頭
パリ条約(1898年)で以下が決まる:
キューバはスペインから独立(ただし米国の強い影響下に)
アメリカは
フィリピン
グアム
プエルトリコ
を獲得
アメリカは一気に“海外領土を持つ帝国”へと変貌
●歴史的意義
アメリカが本格的に国際政治へ進出する転機
スペイン帝国の衰退を象徴する出来事
フィリピンではその後、米比戦争が勃発し、長期の植民地支配へつながる
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