インダス文明の食べ物
インダス文明(紀元前約3300年~紀元前1300年)は、現在の
パキスタンやインド北西部を中心に栄えた古代文明で、農業や
交易が発展していました。
この文明の食文化については、発掘された遺跡や道具、植物
の痕跡などから推測されています。
●主食は穀物
インダス文明の遺跡からは、小麦や大麦の痕跡が多く発見されて
います。
これらの穀物は、パンや粥などにして食べられていたと
考えられています。
●その他の食材
豆類:
レンズ豆やヒヨコ豆などの豆類も重要な食料源でした。
野菜:
考古学的な調査から、様々な種類の野菜が栽培されていたこと
がわかっています。
果物:
ナツメヤシの実など、乾燥した気候に適応した果物も食べられて
いたようです。
肉:
牛、羊、山羊などの家畜の肉も食料として利用されていました。
ただし、後のインド文明では牛が神聖視されるようになったため、
肉食の習慣は変化していきました。
乳製品:
牛乳を混ぜて作るバターも作られていたという説があります。
●主な食材
穀物類
小麦
大麦
米(稲作は後期に一部地域で)
ヒエやアワなどの雑穀類
豆類
レンズ豆
ヒヨコ豆
緑豆
野菜・果物
キュウリ
ニンニク
タマネギ
ナス
スイカ
ナツメヤシ
乳製品
牛乳やヤギ乳から作られたバターやチーズ(推定)
魚介類
インダス川やその支流で獲れる魚や貝類
肉類
ヤギ、ヒツジ、ウシ、ブタなどの家畜の肉
狩猟による鹿や野生動物の肉
スパイス・調味料
コショウ
クミン
フェンネル
ショウガ(証拠は限定的だが可能性あり)
●食文化の特徴
インダス文明では農業が発展していたため、穀物を
主食とする食生活が中心でした。
石臼や臼杵が発掘されており、穀物を粉にしてパンや
粥を作ったと考えられています
。
貯蔵施設が見つかっており、食材の保存や取引が行われて
いた可能性があります。
水路や井戸が多く見つかっているため、水を利用した調理や
洗浄も一般的だったと推測されます。
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