ナミビアの料理
ナミビアの料理は、その歴史と自然環境が色濃く反映されて
おり、ドイツの植民地時代の名残や野生の動物の肉を食す
文化が特徴です。
ナミビアの料理は、多民族国家ならではの多様性と、
アフリカの伝統的な食文化、そしてドイツ植民地時代
の影響が混ざり合ったユニークな特徴を持っています。
●主食
パップ(Pap/Oshifima/Oshishima/Shima/Saza/Ugali):
トウモロコシやヒエの粉をゆでて練り上げたものです。
無味なので、肉や野菜のおかずと一緒に手づかみで
食べたり、朝食にはミルクと砂糖をかけて食べたりも
します。
お湯の加減や塩加減で食感が変わるのが特徴です。
マイス (Maize): トウモロコシそのもので、日本の
スイートコーンとは異なり甘みが少なく、主食として
茹でて食べられます。
●肉料理
ナミビアは肉の消費量が多く、特に牛肉、羊肉がよく
食べられます。また、野生動物の肉(ジビエ)も
一般的です。
カパーナ(Kapana): ナミビアの代表的な屋台料理で、
新鮮な牛肉を薄切りにして直火で焼いたものです。
塩や特製の「カパーナスパイス」をかけて食べます。
非常にシンプルながら、肉の質と焼き手の腕が問われる
料理です。
ブラーイ(Braai)/カパーナ: 南アフリカの
アフリカーンス語由来の「ブラーイ」と、
現地語の「カパーナ」は、どちらもバーベキュー
を指します。
ホームパーティーやお祝い事には欠かせない国民的
バーベキューです。
ジビエ肉: オリックス、クーズー、スプリングボック、
イボイノシシなどの野生動物の肉が、シチュー、
ステーキ、ソーセージなどとして調理されます。
ジビエ専門のレストランもあり、その風味は牛肉に
劣らないと評判です。
ポジェコス(Potjiekos): 「小さな鍋料理」を意味し、
伝統的に屋外の鋳鉄鍋でじっくり煮込まれるボリューム
満点のシチューです。肉(様々な種類)、ニンジン、
ジャガイモ、タマネギなどの野菜が入り、甘味のために
フルーツが加えられることもあります。
ブルボス(Boerewors): ドイツの食文化の影響を
受けた特大ソーセージです。
南アフリカでもポピュラーで、「農夫のソーセージ」
という意味を持ちます。
スパイシーな味わいで、バーベキューで焼いてよく
食べられます。
ナミビアでは羊肉が使われることが多いようです。
フレイス&チップス(Vleis and Chips): ステーキと
フライドポテトの組み合わせです。
ナミビアでは羊肉のステーキが主流で、屋台でもよく
見られます。
ソーセージ&チップス(Sausage and Chips):
ドイツの影響でソーセージとフライドポテトの
組み合わせも人気です。
●その他
オシンガリ: 小豆ほどの豆から作られたもので、
甘すぎない味付けで食べやすいです。
モパネワーム(Mopane Worms): ナミビア北部で人気
のあるイモムシで、塩漬けに干した状態で販売されて
おり、油炒めや乾煎りして食べられます。
エビのような味とも言われます。
ブリック(Brik)/マルスーカ: 薄いパイ生地にツナ、
じゃがいも、卵などを包んで揚げた料理です。
半熟卵が具材と絡み、とろりとした食感が楽しめます。
チェブヤップ(Cheb-u-yap): 肉と野菜で煮込んだ
スープで炊いたご飯のことです。
「チェブ」はご飯、「ヤップ」はお肉という意味で、
牛肉や羊肉が使われます。
ナミビア料理は、お肉をメインとしつつ、穀物を主食
とする素朴ながらも力強い食文化が特徴と言えるで
しょう。
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