てんぷらの歴史
てんぷら(天ぷら)の歴史は非常に興味深く、
日本食として世界的に有名ですが、その
ルーツには外国の影響もあります。
天ぷらの歴史は意外にも日本発祥ではなく、
ポルトガルから伝わった料理がルーツとされて
います。
室町時代にポルトガルの宣教師によって日本
に伝えられ、長崎を中心に広まったと言われて
います。
当初の天ぷらは、現在のものとは異なり、
小麦粉に卵や砂糖を混ぜた厚い衣が特徴でした。
江戸時代に入ると油の生産量が増え、庶民の間
でも広まるようになり、屋台で串に刺した天ぷ
らが人気を博しました。
また、天ぷらの語源には諸説あり、ポルトガル語の
「テンポーラ(temporas)」が由来とされる説や、
「テンペーロ(tempero)」という料理を意味する
言葉が転じたという説もあります。
江戸時代には「江戸の三味」として寿司や蕎麦と
並ぶ庶民の味となり、明治時代には専門店が登場し、
高級料理としての地位も確立しました。
今では日本を代表する料理の一つとして、国内外
で愛されています。
●ポルトガルから日本へ
16世紀、ポルトガル人宣教師や商人によって、
魚介類や野菜を小麦粉を溶いたもので揚げて食べる
調理法が日本に伝えられました。
このポルトガル語の「tempero」
(調味料、または調理法)が、
てんぷらの語源になったという説が
有力です。
●江戸時代に大衆食として広まる
江戸時代になると、てんぷらは江戸の屋台で手軽
に食べられる料理として人気を博し、大衆食として
広まりました。
当初は、魚介類が中心でしたが、次第に野菜なども
揚げられるようになり、現在のてんぷらの形に
近づいていきました。
●様々なてんぷら
現在では、エビ、イカ、キスなどの魚介類、ナス、
シシトウ、サツマイモなどの野菜、かき揚げなど、
様々な種類のてんぷらがあります。また、地域に
よっても、衣や揚げ方、具材に特色が見られます。
●海外での広がり
てんぷらは、日本国外でも「tempura」として
広く知られるようになり、多くの国で親しまれて
います。
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