ロサンゼルスUFO砲撃事件 1942

ロサンゼルスUFO砲撃事件(Battle of Los Angeles)は、
1942年2月24日から25日にかけて米国カリフォルニア州
ロサンゼルス上空で起きた、正体不明の飛行物体に対する
米軍の対空砲撃事件です。
この事件は、第二次世界大戦中に日本軍の空襲を警戒
していたアメリカ軍が、ロサンゼルス上空に現れた
未確認飛行物体に対して大規模な対空砲火を行ったと
いうものです。
●事件の概要
日時:1942年2月25日 午前2時頃
場所:ロサンゼルス市上空
発端:レーダーが飛行物体を捉えたことから空襲警報
が発令
対応:アメリカ陸軍が約1430発の対空砲火を発射
結果:
飛行物体は確認されず、撃墜もなし
流れ弾による建物・車両の損壊
心臓発作や事故で民間人5名が死亡
日系人約20名が敵機に信号を送った疑いで拘束
●その後の解釈
当時の見解:海軍長官は「不安から発生した誤報」
と説明
陸軍報告:未確認航空機が15〜20機飛来した可能性
を示唆
後年の分析:気象観測用の気球が原因だった可能性
が高いとされる
UFO説の登場:事件後、UFOの飛来説が浮上。
ロサンゼルス・タイムズに掲載された写真が「UFOを
捉えた」と話題に。ただし、写真はレタッチされた
ものであることが判明。
●映画や文化への影響
『1941』(1979年、スティーヴン・スピルバーグ監督):
この事件をモチーフにしたコメディ映画
『世界侵略: ロサンゼルス決戦』(2011年):事件を
地球外生命体の事前調査とする設定
この事件は、軍事的緊張と情報の混乱が生んだ
“集団ヒステリー”の象徴とも言われています。
とはいえ、UFO説が根強く残っているのも事実。
●事件後の政府の見解:
事件の翌日、フランクリン・ノックス海軍長官は、
敵機の襲来を否定し、「不安から発生した誤報だろう」
と述べた。
ヘンリー・スティムソン陸軍長官は、「敵機の襲来は
なかった」としつつも、「敵の手により飛ばされた
民間機が防空体制の確認か市民への威嚇を行ったの
だろう」と述べたが、後にこの発言は撤回されている。
陸軍参謀総長ジョージ・マーシャルによる大統領宛の
報告書では、「未確認の航空機は、合衆国陸軍または
海軍のものではない」とされている。
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