モーリー島事件

モーリー島事件とは、1947年6月21日にアメリカ・ワシントン州
モーリー島付近で発生したとされるUFO目撃事件で、後の「メン・
イン・ブラック」伝説の発端とも言われています。
UFO史の中でも最も物議を醸した事件のひとつです。
実際には「捏造疑惑が非常に強いUFO事件」として知られています。
■ 事件の概要
モーリー島で丸木材回収の仕事をしていたという
ハロルド・ダール(Harold Dahl) が以下のように証言したの
が始まりです。
● ダールの主張
6機のドーナツ型の巨大UFOを目撃した
そのうちの1機が不調で 黒いスラグ(スラグ金属のような破片)
を大量に落とした
落下物で船が損傷し、飼い犬が死亡し、息子も負傷した
事件後、黒いスーツを着た 「男たち(後に“メン・イン・ブラック”
の原型とされる)」 に沈黙を警告された
■ 調査とその後の展開
● FBIと空軍が調査
ダールの相談を受けた新聞記者が空軍に通報。
空軍将校2名が現地調査を行い、証拠物を持って帰る途中、
帰路の飛行機(B-25爆撃機)が墜落して 2名が死亡。
これが事件にミステリー性を強めました。
● “捏造”発覚の経緯
ダールと同僚のクリス・クリッツマンは、
後に「これは 作り話だった」と告白したとされる
UFO研究家やFBI書類でも
「金属片は単なる工業廃棄物」
「一連の話は詐欺目的で作られた可能性が高い」
と結論づけられた
■ 事件の重要性
捏造疑惑の強い事件にもかかわらず、UFO研究史では大きな
意味をもちます。
● ① “メン・イン・ブラック”の起源
ダールが語った「黒服の男たちによる口止め」が、
後にUFO神話で有名になる MIB伝説 の最初期の例とみなされる。
● ② ロズウェル事件と同時期
1947年はアメリカの「UFO元年」。
モーリー島事件(6月)
↓
ケネス・アーノルド事件(6月24日)
↓
ロズウェル事件(7月)
という流れでUFOの大ブームが起きた。
● ③ B-25墜落事故による“陰謀論”強化
調査に向かった将校が死亡したことで
「空軍が真相を隠蔽した」
という噂が拡大した。
■ 現在の評価
多くの研究で 「詐欺または誇張された作り話」 とされている。
しかし、MIBのルーツであり、1947年UFOブームの中心事件として
今もオカルト・UFO史では象徴的な出来事です。
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