硫黄島沖の海底火山

東京都心から南に1200kmあまり、北太平洋にぽっかり浮かぶ
小笠原諸島の硫黄島の隣に新たな島が出現しました。
硫黄島(Iwo Jima)は、日本の小笠原諸島に位置する活動的な
火山で、海底火山としても知られています。
2023年10月、硫黄島南岸の翁浜沖約1kmの海上で、海底火山が
噴火しました。
この噴火によって、新しい島が形成されました。
新島は長さ約120メートル、幅約50メートル、高さ約20メートル
の大きさで、茶褐色の溶岩で覆われていました。
この海底火山の噴火は、硫黄島周辺の海底地形に大きな変化を
もたらしました。
また、周辺の海洋環境にも影響を与えた可能性があります。
しかし、この新島は長くは続かず、11月の噴火によってほとんど
が海没してしまいました。
現在は、ごく一部が水面上に残っているだけです。
●硫黄島の特徴:
硫黄島は伊豆小笠原弧南部に位置し、福徳岡ノ場から北北西約60 km
にあります。
海面上に現れている島部分は実際には基底直径約40 km、比高約2000m
の海底火山で、直径約10 kmのカルデラを持っています。
●2023年10月の噴火:
2023年10月30日に硫黄島沖で発生した噴火では、コックス・テール・
ジェットを伴うマグマ水蒸気爆発が観察されました。
ジェットの高さは最高50 m以上に達し、時折、長径数メートルを
超える岩塊が投出されました。
噴火地点のすぐ北側には新島が形成され、浮遊軽石や変色水も
確認されました。
新島は主に岩塊で構成されており、直径約100 m程度です。
火口地形は明瞭ではありませんが、同心状の構造を持ち、浮遊軽石や
変色水が島の周縁部全体から生じているため、マグマが噴出していると
考えられています。
●海底火山の噴火の影響:
・硫黄島周辺の海底地形が変化
しています。
・周辺の海洋環境に影響
を与えています。
・航空機の飛行に影響します。
噴火活動は次第に弱まっているため、波の浸食によって新島が消える
可能性もあるとされています。
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