イランのバム地震

イランのバム地震は、2003年12月26日にイラン南東部
のケルマーン州バムとその周辺で発生した大地震です。
地震の規模はモーメントマグニチュード6.6で、震源の
深さは約17kmでした。
この地震により、バム市とその周辺は壊滅的な被害を
受け、数万人が犠牲となりました。
この地震により、26,000人以上が死亡し、30,000人
以上が負傷するという甚大な被害が発生しました。
特に、世界遺産に登録されていた「アルゲ・バム」
(バム城塞)はほぼ全壊し、その歴史的価値が危機
にさらされました。
その後、ユネスコは2004年に「バムとその文化的景観」
として世界遺産に登録し、同時に「危機にさらされて
いる世界遺産」リストにも追加しました。
しかし、2013年には修復・保全活動が評価され、
危機遺産リストから除外されています。
日本からも国際緊急援助隊が派遣され、医療スタッフ
が現地で支援活動を行いました。
この地震は、建築物の耐震性や災害対応の重要性を
改めて世界に示した出来事でした。
●被害状況
人的被害: 死者26,000人以上、負傷者30,000人以上
物的被害: バム市内の建物の85%以上が倒壊。特に、
日干しレンガ造りの建物が多数倒壊した。
文化遺産への被害: 世界遺産のバム城塞も大きな被害
を受けた。
●原因
バム地震は、イラン国内の活断層の活動によって
発生しました。
イランは、アラビアプレートとユーラシアプレート
の衝突地帯に位置しており、地震が起こりやすい
地域です。
●教訓
バム地震は、地震に対する備えの重要性を改めて
認識させました。
特に、耐震性の低い建物が多く存在することが被害
を拡大させたと指摘されています。
この地震を教訓に、イランでは建築基準の見直しや
耐震化の取り組みが進められています。
●復興
地震後、国際社会から多くの支援が寄せられ、
バムとその周辺地域の復興が進められました。
バム城塞も修復作業が行われ、一部は再建されて
います。
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