心臓病とはどのようなものか
さまざまな心臓病の症状
心臓病の種類
心臓に関わる病気には、不整脈、心不全、弁膜症、
動脈硬化、心筋症、心筋梗塞などがあります。
動脈硬化
動脈硬化とは、血管が硬くなってしまう病気です。
硬くなるのと同時に、、脂肪やコレステロールの固まりが
血管の内側にこびりつくために、血管が詰まって
しまうのです。
血管が詰まって、狭くなることによって、
血液の流れもスムーズに進まず、必要な酸素や栄養分が
全身に行きわたらなくなります。
このことが、臓器に大きな負担をかける原因となります。
動脈硬化が次第に進行していくと、心筋梗塞、脳梗塞、
狭心症などの病気を引き起こすことになります。
心不全
心不全とは、心臓の状態を表すもので、病名ではありません。
心臓のポンプ作用が弱まることによって、全身に
必要充分な血液が送られなくなる状態が、心不全です。
すべての心臓病においても、ポンプの動作機能が
弱まると心不全になるのです。
心臓から出た血液は、動脈を通過して全身に
行き渡っていきます。
そして、静脈を通過してから、心臓に戻ります。
それから、肺に送り出され酸素が補給されることになり、
最後に、また心臓に戻ってくるという循環を繰り返します。
だから、心臓のポンプ機能が弱まると
血液の循環に支障をきたすことになるのです。
不整脈
不整脈とは、脈の打ち方が不規則な症状になる現象です。
脈の打ち方が、異常に速くなったり、反対に遅くなったりと
不規則な症状になります。
日常的には、自分では気づいてなくても
病院で心電図をとってみると、不整脈であると
判断される場合もあります。
不整脈は、心臓の動きが悪いことによって起こる
だけとは限りません。
不整脈は、心筋梗塞のように血管が詰まるから
起きるというわけではありません。
心筋梗塞などは、血管に関する病気であり、
不整脈は、一口で言うと電気系統が異常になる
ということです。
また、 脈拍数が1分間に40回以下になり、
体をちょっと動かしてもめまいを起こすときです。
中年以上の人は、ほとんど1個は不整脈があります。
年配になるに連れて、不整脈が増えてきます。
また、睡眠不足や疲労、ストレスなどによっても
不整脈に起こりやすい状態になります。
不整脈には次の3種類があります。
●徐脈:脈の動きが遅くなる。
●頻脈:脈が速くなる。
●期外収縮:脈が飛ぶ。
脈が速くなったり、遅くなったりするタイミンングは
息を吸うときには、脈は速くなり
また、息を吐くときは、脈が遅くなるのです。
実際には、ほとんどの不整脈は害はありません。
脈がたまに飛ぶ程度であったり、ほとんどの場合は
心配の必要はありません。
しかし、怖いタイプの不整脈もあります。
例えば、何もしているわけでもないのに
突然、フラついたりする場合です。
もしも、これらの危険な症状が起きた場合は
医師の診断を受けて、治療する必要になります。
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