脳腫瘍とは
脳腫瘍には原発性脳腫瘍と転移性脳腫瘍がある
脳腫瘍(のうしゅよう)は、大きく2つに分けられます。
①脳の細胞や神経から発生してくる原発性脳腫瘍
②乳がんや肺がんなどが脳に転移していく転移性脳腫瘍
原発性脳腫瘍の場合は、良性の脳腫瘍と悪性の腫瘍があります。
これは、脳組織、脳神経、クモ膜などの周辺組織から発生した
できもののことを指します。
脳腫瘍で見られる症状には次のようなものがあります。
●聴力低下
●頭痛
●物がだぶって見える
●手足に力が入らない
●言葉がしゃべりづらい
●痴呆症状
●てんかん発作
●体がふらつく
脳腫瘍は、このように様々な形で発見される症状です。
細かく分けると、100種類以上にも分類されます。
これらの症状に気が付いたら、すぐに医療機関で
診察を受けるのが望ましいです。
脳腫瘍の診断としては、頭部CTやMRIのような検査が
行われます。
検査の結果、脳腫瘍が発見されたとしても、すぐに
これらの治療が必要になるというわけではありません。
次のような場合には、早期での手術が必要になります。
●MRIなどの画像解析から悪性であると疑われるもの
●腫瘍が正常な脳組織を圧迫しているようなもの
●腫瘍そのものが患者に悪影響を与えているもの
治療方法としては、外科的手術、放射線治療、化学療法が
あります。
脳腫瘍の特徴は、たとえ同じような脳腫瘍を持った患者でも
各々が同じ症状の患者はいないということです。
そのため、患者一人一人により、治療方法も異なってきます。
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