脳梗塞とは
脳梗塞は脳の血管が詰まったときに起きる症状
脳卒中は、脳の血管が詰まるか、あるいは破れるかによって、
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血に分けられています。
その中でも、脳梗塞(のうこうそく)は、脳の血管が詰まる症状であり、
脳の血管が詰まることにより、脳の一部が死んでしまう病気です。
脳卒中の中でも多いのが脳梗塞で、脳卒中の4分の3以上を
占めています。
脳梗塞や脳出血は、突然に発症して、意識を失う場合もありますが
これは、ごく一部です。
脳梗塞が起こると、右半身か左半身のどちらかに力が入らなく
なるような運動麻痺が起きるような症状が出たり、言葉が
うまく話せなくなるとか意識ももうろうになったりします。
だから、急に半身の手足が動かなくなった場合には、
脳梗塞の症状の疑いが強くなります。
脳梗塞は、後遺症が残ることが多いため、日常生活では
他人の手助けが必要になることも多くあります。
脳梗塞の予防としては、高血圧、糖尿病、脂質異常などの症状に
対して、絶えず気を配る必要があります。
喫煙を避けて、運動や体重管理のような生活習慣の改善によって、
脳梗塞が起こらないようにすることが重要です。
脳梗塞が起こったら、即座に、救急車で、脳卒中が専門の病院へ
直行することです。
そうすれば、その後の症状の経過がよくなる可能性は高く
なります。
だから、脳梗塞らしき症状が疑われたら、迷わず病院へ
かけつけることです。
病院では、血のかたまりを溶かす血栓溶解療法を行って
血液をサラサラにする薬の服用で、血のかたまりををできにくく
して、再発を防止するための治療をします。
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