酒を飲みすぎる害
酒を飲みすぎると肝臓以外にも全身に害がある
長期間にわたって大量の飲酒をした場合に、肝臓病に
なりやすいのは、よく知られていることです。
しかし、酒の飲みすぎが体に害を及ぼすのは、肝臓だけでは
ありません。
糖尿病、すい臓の病気、さらには、脳、循環器系、消化管、
末梢神経障害のように全身の臓器に害がおよぶことになります。
アルコール依存症になると、臓器障害が自覚症状が現れない状態
で進行していくために、早期発見や定期検査が必要になります。
全身の臓器を休ませるためにも、酒を飲みすぎるのを控えるのが
大切です。
未成年者が、アルコールを大量に飲むと、脳がまだ未発達のため、
神経細胞が壊れやすくなることにより、脳の成長が妨げられる
ことになります。
アルコールが肝臓を害しやすいことについて調べてみると、
肝臓はアルコールを分解する機能があり、この機能の処理能力を
オーバーするほどの飲酒をすると、肝臓を害すことになります。
ここで、肝機能が落ちてくると、肝硬変になって、最後には
肝臓がんになってしまうことになります。
だから、アルコールの飲み過ぎで、肝臓がんにだけはならない
ように十分注意することが大切です。
アルコールに弱い体質の人が飲みすぎると、特に肝臓がんに
なりやすくなります。
慢性腎臓病や糖尿病などのリスクが高いような人は、
アルコール類は、適度な分量に留めておいた方が無難です。
日本酒は、カロリーが特に高いことに注意し、飲みすぎた
としても、1合ぐらいがよいでしょう。
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