誤嚥性肺炎の予防
誤嚥性肺炎は高齢や疾患によって免疫力が低下して起きる
誤嚥性肺炎 (ごえんせいはいえん) とは、口の中にある細菌が
肺に入り込み、このとき疫力が低下しているときに起きる
肺炎を指します。
細菌を含んだ唾液や胃の中の食べ物が食道を通ったのが
逆流して肺へ入ってしまう症状です。
食道から胃へ送り込むことを嚥下といいます。
嚥下機能は、高齢や疾患によっても低下します。
ここで、食べ物が誤って肺に入っただけでは、誤嚥性肺炎は
起こりません。
しかし、口の中の細菌が肺に入ったからといっても、必ずしも
誤嚥性肺炎を起こすわけではありません。
誤嚥性肺炎に対しての治療法としては
●点滴により栄養を与えて治療する。
●肺炎を起こす細菌に対する抗生物質を投与する。
●口の中の細菌がさらに増えないようにする口腔ケア。
●毎日の活動が低下するのを防ぐリハビリ
誤嚥性肺炎にならないようにするための予防法は
●1日の朝昼晩の3度は歯を磨く。
●唾液を何度か続けて飲み込んで。飲み込み力を強くする。
●食後すぐに横になるようなことを避ける。
肺炎にかかる一番危険な状態とは、疫力が下がることにより
感染しやすくなるということです。
このため、細菌が肺に入ってくるのを防ぐのはもちろんのこと、
たとえ、細菌が入ってきても、細菌に負けない免疫力をつける
ことが大切です。
高齢であったり、別の病気にかかっている場合は、特に
免疫力が低下しているため、注意が必要です。
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