心臓病の症状
心臓病は生活習慣病のひとつ
心臓病は、もはや現在では特別な病気ではありません。
虚血性心疾患と言われる生活習慣病のひとつです。
虚血性心疾患の中には狭心症と心筋梗塞のようなものが
あります。
これらの病気は、心臓の筋肉に関係する冠動脈において
血管障害が起こって、心臓の働きが悪くなり、発症する
のです。
この症状は、運動不足、喫煙、老齢、過食、偏食やストレス
などの原因がもとで、血管が硬くてもろくなります。
心臓病には次の3つの大きな症状があります。
●胸痛
●息切れ
●動悸
胸痛
狭心症や心筋梗塞の症状が発生すると、胸の痛みを
感じるようになります。
狭心症は、胸の中央あたりからみぞおちにまたがって
胸部全体にぼんやりとした痛みが生じてきます。
首、腕、肩、あご、歯のあたりに痛みをかんじるように
なります。
痛みの感じ方としては、「しめつけられるよう」「重苦しい」
「押される」「焼けるよう」とか、人それぞれ違いますが
我慢できないほどの強い痛みではありません。
息切れ
心臓の機能に異常が生じてくると、わづかな動作をしただけでも
息切れや呼吸困難の症状が出てきます。
症状が悪化してくると、通常の状態でも息切れを感じるように
なります。
心臓の機能の低下により、体のあらゆるこころまでの酸素供給が
難しくなるため、酸素不足になります。
さらに心不全が進行した場合は、肺からの酸素の吸入が不十分
となり、血液中の酸素が低下することにより、息切れが生じて
きます。
動悸
狭心症や心筋梗塞の症状が起きた場合には、胸痛はそれほど
感じなくて、動悸や息舌しさなどを感じる場合もあります。
このときは、健康な状態であっても緊張したり、運動直後に
は鼓動を強く感じるようになります。
狭心症は、血管のが狭められることにより、血液の流れが低下し
心筋の状態が一時的ではあるが、酸素不足におちいることです。
特に、糖尿病にわずらいのある人や高齢者は、知覚神経が低下
するために、自覚症状を認知できないことがあります。

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