塩気のものを食べ過ぎる
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塩分の摂り過ぎでカリウム不足になる
飲食物で塩気のものを食べ過ぎた場合にどのような
影響があるのでしょうか。
食事などで摂取した塩分は、体内ではナトリウムと
なって骨や血液などに運ばれていきます。
骨や血液などにナトリウムを運ぶのは、カリウムの働き
によるものです。
ところが、このカリウムが不足してくると、カリウムの
代わりに水分を取り込むため、塩分の濃度を薄くなって
きます。
塩分濃度が薄くなってくると、水が必要になるため
のどが渇いてくるのです。
カリウム不足により、塩分濃度を薄めようとすると
血液などに水分を多く取り入れようとするため、
血液の量が増えてきて血圧が高くなってきます。
よく、血圧や血糖値が高くなると、水を多く飲みたく
なるのは、このことによるものです。
塩分が摂り過ぎによる原因の症状には、次のような
ものがあります。
●高血圧の症状
塩分を多く摂りすぎると、ナトリウムを排出するために
血液内の大量の水分が使われます。
このため、血圧の高い状態が続いていくため、
結果的には高血圧になります。
●腎臓病
過剰な塩分の摂取が続くと、ナトリウムを排出するために
腎臓は通常よりも余計な働きが必要になってきます。
このことが、これが腎臓に負担をかけて、腎臓の機能も
次第に低下してきます。
この腎臓機能が衰えることにより、腎臓病の原因にも
なるのです。
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